新しい生活のスタートはワクワクしますが、いざ引っ越しとなると「どこから手をつけたらいいの?」と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
引っ越しは、手続き・荷造り・スケジュール管理など、意外とやることが多く、事前の計画次第でスムーズさが大きく変わります。
この記事では、**引っ越し1か月前から当日までの「やることリスト」**を時系列で紹介します。
忘れがちな手続きや、引っ越し当日のチェックポイントもまとめたので、これ1枚で安心して準備を進められます。
🗓 引っ越し1か月前にやること
1. 新居探しと契約を完了する
まずは、新しい住まいを決めましょう。
賃貸の場合、物件探しから契約完了までに2〜3週間ほどかかるのが一般的です。
内見時は「日当たり」「騒音」「インターネット環境」「ゴミ出しルール」などもチェック。
契約後は、敷金・礼金・仲介手数料などの初期費用の支払いも発生します。
2. 引っ越し業者を選ぶ
次に、引っ越し業者を決めます。
相場は時期によって大きく変わるため、3社以上の相見積もりを取るのがおすすめです。
繁忙期(3〜4月)は料金が高くなるので、可能なら平日・午前便を選ぶとお得。
荷物量やトラックのサイズで費用が変わるため、事前に「家具家電リスト」を作っておくとスムーズです。
3. 不要品の整理・処分
引っ越し準備のカギは「荷物を減らすこと」。
使っていない衣類や家具、古い家電はこのタイミングで整理します。
まだ使えるものはフリマアプリやリサイクルショップを活用し、粗大ごみは自治体の回収日を確認して早めに処分を。
📦 引っ越し1〜2週間前にやること
1. 荷造りをスタート
本格的な荷造りは1〜2週間前から。
ポイントは「使用頻度の低いものから順に詰める」こと。
季節外の服や本、飾りなどから始めて、生活必需品は最後にまとめましょう。
段ボールには中身と部屋名を明記し、「割れ物注意」「上積み厳禁」などのメモを貼っておくと、搬入時にトラブルを防げます。
段ボールを使い分けるコツは以下の通りです:
- 小サイズ:食器・本・重いもの
- 中サイズ:衣類・日用品
- 大サイズ:布団・クッションなど軽いもの
2. ライフライン(電気・ガス・水道)の手続き
引っ越し前に欠かせないのが、ライフラインの停止・開始手続きです。
- 電気・水道:ネットまたは電話で簡単に手続き可能
- ガス:開栓時に立ち会いが必要(予約必須)
引っ越し日の1週間前までに連絡しておくと安心です。
3. 郵便・住所変更の準備
郵便局の「転送届」を出しておくと、旧住所宛の郵便物を1年間無料で新住所に転送してもらえます。
あわせて、クレジットカード・銀行・通販サイトなどの住所変更リストも作っておくと、後の手続きが楽になります。
🚚 引っ越し前日〜当日にやること
1. 前日の最終チェック
- 冷蔵庫・洗濯機の水抜きをする
- ゴミの最終回収を済ませる
- 貴重品・重要書類を別にまとめておく
- 搬出経路の障害物を確認(廊下や階段など)
また、引っ越し当日に使うアイテム(掃除用具・筆記用具・飲み物・タオルなど)は、**「当日バッグ」**として1つにまとめておきましょう。
2. 当日の流れ
引っ越し当日は、荷物の搬出・搬入の確認が中心です。
業者が荷物を運び出す前に、部屋のキズや汚れを写真で記録しておくとトラブル防止になります。
搬入後は、電気・ガス・水道の稼働確認を行い、家電の動作チェックも忘れずに。
特に冷蔵庫は設置後すぐに電源を入れず、1〜2時間置いてから動かすのがポイントです。
3. 旧居の掃除・返却
退去時は、最低限の掃除を行い、鍵を返却します。
敷金トラブルを防ぐため、清掃後の状態を写真で残すのがおすすめです。
不用品やゴミが残っていないか、最後にもう一度チェックを。
✅ 引っ越し準備をスムーズに進めるコツ
- スケジュール表を作る
Excelやスマホアプリで「やることリスト+期限」を管理しておくと抜け漏れが減ります。 - 段ボールは多めに確保する
業者によっては無料でもらえる場合もあります。予備を数枚準備しておくと安心。 - 梱包材・ガムテープを統一する
見た目が整理され、引っ越し先で開梱しやすくなります。 - 重要書類は手持ちで管理する
保険証・印鑑・契約書・通帳などは荷物に紛れないように注意。

🌸 まとめ|計画的に進めれば引っ越しは怖くない!
引っ越しは「準備8割、当日2割」。
1か月前から少しずつ進めていけば、焦らず余裕を持って当日を迎えられます。
この記事のチェックリストをもとに、
- スケジュールを立てる
- 手続きを前倒しする
- 荷物を整理して軽くする
この3点を意識するだけで、引っ越しのストレスがぐっと減ります。
次の記事では、**「引っ越し費用を節約するコツ」**を詳しく解説します。
見積もりや梱包の工夫で、数万円節約できる実践テクニックを紹介しますので、ぜひ続けてチェックしてみてください。
