「元気を与えたい!」――そんな真っ直ぐな想いを胸に、ステージに立ち続ける一人のアイドルがいる。櫻坂46四期生の勝又春さんだ。2025年4月にグループに加入して以来、圧倒的なパフォーマンス力と聡明さで注目を集めてきた彼女が、2026年1月、ある大きな決断を下した。自身が現役の京都大学生であることを公表したのだ。
「学業かアイドルか」という従来の二者択一を超え、両方を選び取る。そんな新しいアイドル像を体現する勝又春さんの魅力を、多角的に紐解いていく。
勝又春という人物――プロフィールと加入の軌跡
勝又春さんは2004年1月24日生まれ、京都府出身の22歳。血液型はA型。2024年8月に「君ガ咲ク。」というキャッチコピーで始まった櫻坂46新メンバーオーディションに挑戦し、見事合格。研修期間を経て、2025年4月15日に四期生としてグループへの加入が正式発表された。
四期生は全9名。2025年4月16日から毎日1人ずつ紹介動画が「櫻坂チャンネル」で公開され、ファンの間で大きな話題となった。勝又さんは京都出身という地元愛と、明るく前向きな人柄で、加入当初から多くの注目を集めた。
そして2026年1月4日、彼女は自身の公式ブログで衝撃的な告白をする。「私は現在、京都大学に通っています」。この発表は瞬く間にメディアで報じられ、SNSでも大きな反響を呼んだ。
彼女はブログの中で、公表までの葛藤を率直に綴っている。「大学のことを伝えるかどうか、ずっと迷っていました」と明かし、「アイドル活動とは直接関係のないプライベートなこと」として、言葉を慎重に選んできた日々を振り返った。しかし、ファンとの交流を重ねる中で、「ありのままの自分を見せたい」という想いが強まり、公表に踏み切ったという。
「自分では気づかないような日々の言動に対して『春ちゃんらしくて良いよ』と言ってくださる方がたくさんいて、そう思えるように変わったきっかけは、皆さんと直接お話しできるミーグリの時間でした」。ファンとの絆が、彼女に勇気を与えたのだ。
四期生リレーがブログを更新しました!🌸| どんな「〇〇の秋」にしはる?(勝又 春) https://t.co/fLSr8h1QO6 ぜひご覧ください! #櫻坂46 #櫻坂四期生 pic.twitter.com/VZ8OX74k9S
— 櫻坂46 (@sakurazaka46) August 20, 2025
二刀流の挑戦――アイドルと学業の両立という選択
京都大学という日本屈指の名門大学に通いながら、アイドル活動を続ける。その両立は、想像を絶する困難を伴うはずだ。東京と京都を往復する日々、厳しいスケジュール管理、そして何より、どちらにも全力で取り組むという覚悟。
しかし勝又さんは、「学業かアイドルか」という選択を迫られることを拒否した。両方を選ぶ。それが彼女の答えだった。
この決断は、アイドル業界における新しい潮流を象徴している。近年、坂道グループをはじめとするアイドルグループでは、学業や専門性を持ちながら活動するメンバーが増えている。アイドルの可能性は、もはやパフォーマンスだけに留まらない。多様なバックグラウンド、知性、そして個々の人生の物語が、グループ全体の魅力を深めているのだ。
音楽メディア「Real Sound」は、勝又さんの公表について「学びや専門性を持つメンバーが活躍の場を広げている流れの延長線上にある」と評価。「アイドルの可能性は、パフォーマンスや個人の多様な価値の創造へと広がっている」と指摘した。
公表後のSNSでは、「すごい!応援したい」「自分らしく頑張ってほしい」といった応援の声が殺到。若い世代にとって、「やりたいことを全部やる」という彼女の生き方は、大きなロールモデルとなっている。
圧巻のパフォーマンス――『新参者』公演で見せた実力
2025年11月、勝又春さんは櫻坂46四期生による単独公演「新参者 二〇二五」でその実力を遺憾なく発揮した。この公演は、2年前に三期生が開催した「新参者」の流れを汲むもので、新メンバーが自らの存在をアピールする大切な舞台だ。
TOKYU KABUKICHOとTHEATER MILANO-Zaで計10公演が行われ、勝又さんは四期生楽曲「Alter ego」をはじめ、グループの代表曲を次々と披露。ライブレポートでは「勝又春を中心に据えたメンバーは先輩メンバーにも負けない迫力ある歌とダンスを、見事に提示してみせた」と高く評価された。
彼女のブログでは、この公演への熱い想いが綴られている。「公演ごとに衣装、セトリ、MCの担当、公演時間が違ったりと1公演1公演をいつも新鮮な気持ちで迎えていました。そして何より、お客さんが1人1人毎回違う!」。
観客からも絶賛の声が上がる。あるファンは「パフォーマンスの安定感。安心感。MCで紡ぐ言葉の端々に滲み出てる聡明さ。そして顔が良い」と評し、別のファンは「表現に幅があり、歌詞に合わせた踊り方が印象的」と語った。
11月29日の千秋楽では、欠席していたメンバーへの想いも語られた。「ひなと桃ちゃんのことは常に心の中にありましたし、これからも何があっても9人で頑張っていきます」。四期生としての絆の深さが、ステージから伝わってきた。
多彩な活動――TikTokからテレビまで
勝又さんの活躍の場は、ライブステージだけに留まらない。櫻坂46の公式TikTokでは、「ポケットからきゅんです!」というキャッチーな動画が16.7万いいねを記録。彼女の明るく親しみやすいキャラクターが、SNSでも大きな反響を呼んでいる。
また、佐藤愛桜さん、山川宇衣さんとのダンスコラボレーション「Starships」では、息の合ったパフォーマンスを披露。四期生同士の絆と、それぞれの個性が輝く瞬間だった。
2026年1月には「FUKUOKA MUSIC FES.2026」に出演。ブログでは「寒さも吹っ飛ぶくらいの熱気と歓声に包まれて」と興奮を綴り、「他のアーティストの皆さんのパフォーマンスも拝見し、すごく刺激をいただきました」と、常に学び続ける姿勢を見せた。
テレビ番組では、現役京大生としてインテリ芸能人とのクイズバトルにも出演予定。アイドルとしての魅力だけでなく、知性という新たな一面を披露する機会も増えている。
勝又春の魅力――元気と知性、そして誠実さ
勝又春さんの最大の魅力は、その真っ直ぐで前向きな姿勢にある。彼女のブログには、「私は活動を通して皆さんに元気を与えたい!」という言葉が何度も登場する。この純粋な想いが、パフォーマンスの一つひとつに宿っている。
加えて、京大生という頭脳とアイドルとしての表現力の融合は、彼女ならではの個性だ。聡明さは、MCでの言葉選びや、ブログでの丁寧な文章表現にも表れている。ファンは「言葉の端々に滲み出る聡明さ」に魅了されている。
そして何より、ファンとの信頼関係を大切にする誠実な姿勢。京大在学の公表という決断も、「ありのままの自分を見せたい」という誠実さから生まれたものだ。「自分らしさを大切にしたい」。そう語る彼女の言葉には、嘘がない。
京都出身という地元愛も、彼女の魅力の一つ。京都という歴史と文化に彩られた街で育った背景が、彼女の落ち着きと深みを生んでいるのかもしれない。
オフの日には四期生メンバーと外で遊んだり、ハリウッドドリームに乗ったりと、年相応の楽しみ方も忘れない。そんな飾らない姿も、ファンに親近感を与えている。
社会への影響――多様なアイドル像の提示
勝又さんの京大在学公表は、単なる個人の決断に留まらず、社会的な意義を持つ。従来、アイドル活動と学業の両立は困難とされ、多くの場合、どちらかを選ぶことが求められてきた。しかし彼女は、その常識に挑戦した。
「学業かアイドルか」ではなく、「学業もアイドルも」。この選択は、同世代の若者たちに大きな勇気を与えている。SNS上では「自分も諦めずに頑張りたい」「両立する姿に励まされる」といった声が多数見られる。
また、アイドル業界全体にとっても、多様性という観点で重要な一歩となった。櫻坂46というグループは、様々なバックグラウンドを持つメンバーが集まることで、より深い表現力と社会的な存在感を獲得している。勝又さんの存在は、その象徴と言えるだろう。
メディアも注目している。オリコンニュース、モデルプレス、ナタリーなど、多数のエンタメメディアが彼女の公表を報道。Real Soundは「アイドルの可能性が広がっている」と評価し、今後のアイドル業界の方向性を示唆する事例として取り上げた。
櫻坂46四期生・勝又春
— モデルプレス (@modelpress) January 4, 2026
現役京大生であることを告白
公表の理由も明かす
「自分らしさを大切にしたい」
🔻詳細https://t.co/oa4SVFLImT
「『誰かの不安や迷いにそっと寄り添い、前に踏み出すきっかけとなりたい』という私のアイドル活動における目標にも、少しずつ近づいていけるのではないか」
これからの展望――さらなる飛躍への期待
勝又春さんの物語は、まだ始まったばかりだ。2025年4月の加入から約1年。彼女はすでに、櫻坂46にとって欠かせない存在となっている。
今後の活動にも大きな期待がかかる。ライブパフォーマンスでは、さらに成長した姿を見せてくれるだろう。学業との両立を続ける中で得られる経験や視点は、きっと彼女の表現力をより豊かにするはずだ。
バラエティ番組やメディア出演では、京大生としての知性を活かした活躍も予想される。クイズ番組やトーク番組での彼女の姿は、新たなファン層の開拓にもつながるだろう。
そして四期生としての役割も重要だ。9人で築き上げる絆、先輩メンバーから学ぶ姿勢、そして次の世代へ引き継ぐバトン。櫻坂46という大きな組織の中で、彼女はこれからも成長し続ける。
何より期待したいのは、彼女自身が掲げる「元気を与えたい」という目標の実現だ。ステージで、画面で、そして日常の中で、勝又春さんの笑顔と前向きな姿勢は、多くの人々に活力を与え続けるだろう。
まとめ――新時代のアイドル像を体現する存在
京大生アイドル・勝又春。その肩書きは、もはや彼女を象徴するキーワードとなった。しかし彼女の本質は、肩書きだけでは語れない。圧倒的なパフォーマンス力、聡明さ、誠実さ、そして何より、「元気を与えたい」という純粋な想い。これらすべてが融合して、唯一無二の魅力を放っている。
「やりたいことを全部やる」。そんな生き方を体現する彼女の姿は、同世代の若者たちに、そして社会全体に、大きな希望を与えている。アイドルという職業の可能性を広げ、多様な選択肢があることを示した彼女の決断は、これからのエンターテイメント業界にとって、重要な一歩となるだろう。
櫻坂46四期生として、現役京大生として、そして一人の21歳の女性として。勝又春さんのこれからの活躍から、目が離せない。