【体験レポ】「痛い」「高い」でも効く|家庭用レーザー脱毛器『トリア4X』を中年が使ってみた結果

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「人と会う仕事」に、髭が追いつかなくなった

営業の比重が増え、ここ数年、人と顔を合わせる機会が一気に増えました。頭は寂しくなり、髭は盛り返す——そんな不本意な並び順を鏡で見せられるたびに痛感していた、40代半ばのサラリーマンです。学生の頃から体毛は濃く、青く伸びかけた髭にコンプレックスを抱えて生きてきました。「いつかは脱毛したい」。でも、脱毛サロンに行く勇気は、40代にもなると、男性にはなかなか出ないものです。

そんな私に転機をもたらしたのは、去年の年末に飲んだ友人からの何気ない一言でした。「今なら、家庭用でもレーザーがあるらしいぞ」。そこから、私の「トリア4X」との8週間が始まりました。

トリア4X

「86,000円」をどう正当化するかを、まず自分に課した

家庭用の脱毛機器を調べてみると、光脱毛タイプとレーザータイプにざっくり分かれます。候補はいくつかあったものの、家庭用ながら「レーザー方式」をうたっている点にまず引かれました。さらに、米国のFDA(食品医薬品局)に認証されているという事実、薄毛治療や美容医療でも使われている「ダイオードレーザー」を、家庭用に落とし込んだ設計であること。トリア4Xは、家庭用では珍しく、そのレーザー方式を採用しているモデルです。(「ダイオードレーザー」を採用した家庭用脱毛器は唯一トリアだけ)

価格は税込86,000円。さすがに手が止まりました。けれども、半年通えば優に超える金額を、どこかで都度払わされると考えると、心理的ハードルが段違いです。家庭なら、誰にも見られません。予約も取り直しも不要。結局、自分で自分に「この買い物は3年使う前提で月2,400円相当」と言い聞かせ、ポチッと押しました。

開封初日、レベル5の「ゴムで弾く痛み」に絶句

届いてまず驚いたのは、本体の質感です。美容家電というより、何かの測定器か産業機器。ずしりと握るところに、エンジニア系の気持ちがくすぐられます。充電はフルまで3時間ほど。取り扱い説明書を流し読みして、まずは腕の内側でテスト照射から入りました。

レベル1、2は「わずかに温かい」、ほぼ無痛。問題は顔でした。頬に当てると、レベル3あたりから「輪ゴムで弾かれるような痛み」に変わります。思ってより、ずっと痛い。レベル5ともなると、一度照射するたびに反射的に顔をしかめるほどでした。反面、脇や腕は、同じレベルでも「なるほど、業務用よりは優しいな」と感じる程度。部位による痛みムラがかなり大きいのが、最初の正直な印象です。

両頬だけで20分以上かかった日の帰り道、「これは続くのか」と本気で頭を抱えました。

挫折とルーティン化——8週間の記録

メーカーや利用者の間で目安とされる「2週間に1回」のペースを、まずは守ろうと思いました。ただ、最初の1ヶ月はなかなか予定通りに進みません。出張、飲み会、疲れて泥のように眠る夜。照射用の「心の余裕」を作ること自体が、最初に戦うべきハードルでした。

転機になったのは、3回目のあたりから「カレンダーに固定した」ことです。毎週水曜の夜、風呂上がり、髭を剃った1日後、と機械的にルール化。思考を挟まず、ただ「やることリスト」の一つにした瞬間に、続けることへの抵抗がふっと消えました。

痛みへの対処も、レベルを部位で使い分けながら身につきました。髭の濃い部分はレベル3〜4に留め、赤みが引かない日は無理に当てない。逆に脇や腕はレベル5で一気に進める。結果として8週間で、およそ4回の照射サイクルが安定しました。

2ヶ月後、鏡に映った自分に驚いた日

変化を最初に感じたのは、7回目の照射後だったと思います。朝起きて髭を剃る時間が、いつもより明らかに短くなっていた。「あれ、薄くなっている?」と鏡を覗き込んだ瞬間は、正直、ちょっと鳥肌が立ちました。

私の場合、顔の髭は密度がまばらになり、青みがかなり薄くなりました。完全になくなったわけではありませんが、「剃り忘れても、打ち合わせ前にチラ見されない」レベルには達しています。脇と腕は、2ヶ月弱で自己処理がほぼ不要な状態に。すねや指の毛も、手を入れるたびに確実に減っているのを触覚で感じます。

もちろん、効果の出方は体質や毛質で差が出るもの。私の場合は上々の部類だったかもしれませんが、2ヶ月という短いスパンでここまで変わるのは、家庭用レーザーならではだと感じます。

痛い・高い——それでも「買ってよかった」のか

2ヶ月使ってみて、正直な感想は三つに分かれます。

痛い、は事実です。特に最初の数回、レベル5で顔を撃つときは覚悟が要ります。 高い、は事実です。税込86,000円は衝動買いで出せる値段ではない。 それでも「買ってよかった」は、私の偽らざる結論です。毎朝の髭剃りから解放される感覚、そして何より「人に会う仕事をしている」という自信が、これまでとは別物になりました。

86,000円は高い。でも、自分の「気にする癖」から解放される料金だと、今では思っています。もし同じように、青髭や体毛の濃さに悩みつつも、サロンの扉を押せない中年男性がいたら、家庭用レーザーは「買える選択肢」として十分アリだと伝えたいです。

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